※2017/08/30追記
続編の記事をアップしましたのでそちらも合わせてどうぞ
スマホサイトのローカルメニューを集めました(その2)
ページ数が少ないサイトであれば、ハンバーガーメニューで何も不自由はありませんが、深い階層を持つ大規模サイトの場合、シンプルなハンバーガーメニューだけでは足りず、各サイトいろいろな方法で対応をしています。
そんなわけで、深い階層のメニュー「ローカルメニュー」について集めてみました。
ハンバーガーメニュー内で開閉するタイプ
IMJさんのWebサイトです。
ハンバーガーメニュー内がアコーディオン形式のメニューになっており、そこに下階層ページへのリンクがあります。
レスポンシブ対応サイトとして設計しやすく、よく見かける構成です。
ページ遷移に関することはハンバーガーメニューに集約されており、理解しやすい作りになっています。
ハンバーガーメニュー内で横遷移するタイプ
個人的にもお世話になっているboxのサイトです。
先ほどのIMJさんのメニューと考え方はほぼ変わらず、メニューをタップした後、アコーディオン展開するか、横スクロールするかの違いです。
過去のスマホ標準UIを意識したように感じられます。
ページ下部に配置するタイプ
ポカリスウェットの公式サイトです。
「ポカリの特長」配下にある「なぜ水分補給に適しているの?」ページです。
ページの下部まで進むと「ポカリの特長」配下のメニューが並びます。
スマホサイト初期からよく見られる作りです。
ページ内容を読んだ後に自然とメニューが目に入るので、次のコンテンツへスムーズに遷移できます。
ページタイトル下に直置きするパターン
J&Jグループさんの会社サイトです。
ハンバーガーメニューから会社概要をタップした後の画面です。
※カテゴリトップページがないので、直接ビジョン・メッセージページに遷移しています
ページタイトルの下に会社概要配下のメニューが並びます。
ローカルメニュー数が少ない場合はタイトル下部に置くことで、邪魔にならずに、自然に他ページの存在を気づかせてくれます。
ページタイトル下に開閉メニューを配置するパターン
三井物産さんのサイトです。
経営理念ページのタイトル下に「Menu」があります。
ここをタップすることで同階層のメニューが開きます。
また、ページ下部にも同様のメニューを配置しています。
こちらはスマホサイトで最近増えてきたローカルメニューのパターンです。
ページ数が多くても対応しやすく、直感的な配置で理解しやすい印象です。
三井物産さんのサイトではページ下部にも同じローカルメニューを置くことで
より使いやすさに配慮した作りになっています。
ページタイトルがメニューのパターン
名古屋グランパスの公式サイトです。
MATCHというページタイトルをタップすると、同階層のメニューが表示されます。
三井物産さんのサイトであった「Menu」という領域をなくしてよりシンプルな表現にした形です。
不慣れなユーザーに配慮も必要ですが、洗練された合理性を感じます。
横スライドするタブ形式パターン
アメリカ空軍の公式サイトです。
ハンバーガーメニューから「LIFE ON BASE」をタップした後の画面です。
画面下部にあるメニューが横にスワイプでき、かつタップすることで他ページに切り替わります。
ページ数が多い場合のローカルメニューとして使いやすいUIです。